人は情報の85%を目から得ていると言われています。
近頃では、パソコンやスマホ等の普及により、仕事でも家庭でも日々目を酷使しています。
そのため、目の乾燥によるドライアイの人が増加していて、目がショボショボしたり、充血するといった症状で悩んでいる人が増えています。
目のケアを行うことで少しでも目の疲れを和らげるようにしましょう。

目の疲れに効く眼精疲労予防法

  1. 乾燥させない
  2. 目薬を使用する(防腐剤の入っていない目薬)
  3. コンタクトを使っている人は使用時間を極力短くする
  4. 意識して瞬きを増やす
  5. 冷たいタオルで2、3分ほど目に乗せる
  6. 目を使う仕事では1時間に5分位休む。

厚生労働省の調査によると、9割以上の人が目の疲れを訴えています。
仕事などでコンピュータの使用が増えたことに伴って、身体的疲労・自覚症状のある労働者は77.6%にも達しているとの結果が出ています。疲れの部位別は下記のとおりです。

  1. 頭痛
  2. 目の疲れ・痛み
  3. 首の肩凝り・痛み
  4. 腕・手・指の疲れ・痛み

単なる疲れ眼なら休憩や睡眠だどで回復しますが、しかし、休養をとらずにいると視力の低下を引き起こす可能性があります。休憩や睡眠をとっても疲れや痛みなどの症状が残るのが眼精疲労です。現代病の一つといわれています。

目の疲れには眼にやさしい環境を心がける

パソコンやテレビ、読書などで長時間眼を酷使していないか、あらためてチェックしてみましょう。チェック項目を意識して少しでも目の負担を減らすことで眼精疲労を軽減することができます。

眼精疲労を防ぐ8つのポイント

  1. パソコンやテレビなどの画面を長時間見続けない。(1時間ごとに10分程度の休憩をとる)
  2. 画面に向かう姿勢と環境を整える(目線より下に、部屋は明るく、適度な照度、適正な距離で)
  3. 汚れた空気を避ける
  4. 室内の湿度を保つ(60~85%が理想的)
  5. エアコンなどの風が直接眼に当たらないようにする
  6. 夜更かしをしない
  7. ストレスをためない工夫をする
  8. 寝そべった姿勢や、電車などの振動のある場所で読書をしない

目の疲れに効く栄養・食べ物の一覧

栄養素 代表的な食物 効果
ビタミンA レバー、ウナギ、緑黄色野菜 暗あかりでも視界がハッキリする
ビタミンB郡 ごま、大豆、レバー、魚 網膜と視神経を活発にする
ビタミンC パセリ、ブロッコリー 眼の老化防止
ビタミンE ごま油、豆類、玄米 眼の老化防止
タンパク質 肉、魚、卵、大豆、レバー 水晶体と毛様体筋を元気にする
アントシアニン ブルーベリー 網膜の色素体の再合成

※目の健康には定期的に眼科医の診察を受けましょう。